1888年の噴火で形成された標高1,120m磐梯山の北、裏磐梯側にある火口湖。
五色沼の色の原点の一つ、と言われています。

荒々しい噴火壁と赤茶けた岩、いまだ昇る噴気、時折感じる硫黄臭とアカマツの緑が、山が生きていることを実感させてくれます。

沼の水は強酸性で、鉄やアルミニウム、マンガン等が溶け込んでいます。
湖底の泥が水酸化鉄を含んで赤く見えるため、全体が赤い色に見えるそうです。

銅沼のほとりに立つと、磐梯山の生々しい崩落の跡が目前に迫ります。その切り立った崖は迫力満点です。
磐梯山のポピュラーな登山コースからは外れた場所にありますが、非常に素晴らしい風景が広がっています。

裏磐梯スキー場から再生の進んだ火口原の森を抜けると(裏磐梯スキー場の斜面を上がり、案内標記に沿って進む)、火口壁に囲まれた銅沼に着きます。

▪所要時間:45分~1時間(片道)
▪難易度:中級

アクセス

■車の場合
「裏磐梯スキー場駐車場」を利用。

■公共交通機関の場合
周辺にはバス停がないため、観光タクシーの利用がおすすめ。
⇒観光タクシー一覧

・裏磐梯スキー場 駐車場

 

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